2020/10/07 20:00
独特の光沢と滑らかな質感に加え、豊かな保温性などから着心地の良い絹。
一反の「絹(シルク)」の着物生地を織るために、なん頭の繭が必要かご存知ですか?
絹を作る原料である繭玉は、本来、お蚕さんが孵化するまでの間、
繭の中を適温に保ち、お蚕さんを守るための“生命のおウチ”。
だから、不思議な力、優れた特徴が多くあります。
1粒の繭からは、約1,200m内外の生糸がとれ、1反の「絹」の着物生地を織るためには、
約3,000頭分が必要になります。
「絹」の着物生地は、生命からいただいた貴重で大切なもの。
だからこそ、世代を超えて大事に受け継がれてきたのです。
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MANAKAの鳳凰ドレスと着物ポンチョ(それぞれ丹後ブルー生地【小林染工房染め】)
で使用している絹生地は品質の高い<丹後ちりめん>の生地を使用しています。
とても上質で品質の高い繭、生糸を使用されている
丹後ちりめん織元「たゆう」様の丹後ちりめんです。
http://www.tayuh.jp/
「丹後ちりめんができるまで」
http://www.tayuh.jp/process/
このたびの繭玉のオブジェで使用しているお蚕さんの繭、そして生糸は
小林染工房様、たゆう様のお力添えをいただき、制作が実現いたしました。
お蚕さんを守るための“生命のおウチ”である繭玉で
絹の着物生地ができているということ、
繭玉から溢れる神秘、貴重さを感じていただけたら幸いです。
絹の着物生地ができているということ、
繭玉から溢れる神秘、貴重さを感じていただけたら幸いです。